屋根工事のご案内

阪神大震災をはじめとするここ数年の震災において、人々の生死を分けたのは住宅の耐震性でした。阪神大震災で亡くなった方のうち89％は圧死で、それらの大部分は木造住宅の下敷きによるものでした。

多くの建築家が現地調査した結果、その原因の一つとして屋根材の重量がクローズアップされました。地震の多い日本では耐震対策が必須といえます。

今後危惧されている大地震に備え、大切な家を守り、安全に暮らすため、屋根の重要性を再認識する時期であると思います。金属屋根は軽量にして高強度、しかもデザイン性、加工性に優れているため一般住宅から大型公共施設まで広く採用されています。

公共施設の屋根の大半は金属屋根で施工されているのもこういった理由があるためです。多雪地域の住宅が金属屋根が多いのは屋根荷重を抑えるためなのです。

金属屋根はリサイクルが可能です。限りある資源を有効利用できる金属屋根は、地球環境にとって、最もやさしい素材です。

金属屋根材は雨音が気になると心配される方が多いようですが、雨粒が屋根にあたるときに発生する音を低減する制振シートといったものもございます。また、屋根の下地材として吸音ボードや断熱ボードなどもありますので、心配な方はお問い合わせください。